医療タイムス(№2193・2015年2月2日)に、新専門医制度に関して、「新しい専門医制度は高いレベルの後期研修が望めるのか」と題する記事が掲載されています~現在麻酔科の後期研修中の医師へのインタビューをもとにした研修医目線での問題点が掲載されています~

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医療タイムス(№2193・2015年2月2日)に、新専門医制度に関して、「新しい専門医制度は高いレベルの後期研修が望めるのか」と題する記事が掲載されている。現在麻酔科の後期研修中の森田麻里子医師(仙台厚生病院)へのインタビューをもとにした研修医目線での問題点は?といった記事だ。

記事中、森田医師は、新専門医聖dの不安は、麻酔学会が新制度に先行して実施している専門医制度における責任基幹施設は、麻酔科管理症例年間500例、複数の外科系診療科などの制限があり、現実には19の県で大学が責任期間施設となったPGしか存在しなくなり、大学の医局に所属するしか選択肢がなくなることや、本人の希望がどこまで尊重されるのか不安をのべている。

大学が県に1つしかない地方では、多様性がないことから都市部での病院を選択するようになるのではないかと都市部への集中も懸念している。現在の後期研修先がかなり多くの麻酔症例が確保できていることから、大学などの大規模施設というだけでそうした高いレベルの研修経験が担保できるかどうかという不安だ。

一方で、新制度のメリットとして小児や産婦人科領域など、意識しないと経験できない領域の症例の確保などのきっかけとなることを森田さんは指摘している。

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