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【東京民医連】新入生歓迎会を開催しました☆彡

2025年5月17日(土)に医学部新入生歓迎会と高校生リピーター企画を合同開催し、医学生8名と高校生2名が参加しました。

講師に柳沢深志医師(石川民医連城北病院副院長)をお招きして「能登半島地震 その時 そして今 民医連の活動を通じて考える」と題して講演をしていただきました。

能登半島地震の当時の石川県内の医療機関の状況、被災地の職員が抱える葛藤、避難所の環境や実態、インフラの復旧の遅れ、豪雨による度重なる災害などマスコミなどでは報道されない災害の実態を学生たちは真剣な眼差しで聞いていました。

柳沢先生から医師として「安心して住み続けられる街づくり」を実現するために住民の声に耳を傾け、その声が政治に届き活かされる社会にしていかなければならないということをお話していただき、最期に多様性を認めることの大切さ、医療従事者として戦争・平和をぜひ学んでほしいと医学生へメッセージをいただきました。

 

《学生の感想》

✨避難所の在り方が30年前とほとんど変わっていないこと、仮設住宅の質について考えさせられた。東京(人口密集地)での避難所生活はなりたつのだろうか。(医学生)

✨能登半島地震へのボランティアに参加した経験がありますが、避難所の劣悪な環境や、被災者の精神的なダメージなど知らないことも多かったので、知る姿勢を持つことが大事だと感じました。(医学生)

✨国の施策として被災者の住居の保障が重要視されていないことに、国は何をしているんだと非常に驚きました。(医学生)

✨とても楽しかったです。SGDでは自分が考えていなかった意見がきけて新たな視点となりました。特に柳沢先生に直接質問ができて大きな経験となりました。(高校生)

掲載日:2025年6月10日/更新日:2025年6月10日

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