【北海道・東北発】北海道・東北地協医学生交流合宿㏌札幌
11月8日・9日の2日間、札幌にて医学生交流合宿が開催され、北海道・東北ブロックの医学生23人・職員含め44人が集まりました。
1日目は人権保護問題に詳しい北海道合同法律事務所の桝井妙子弁護士よりご講演いただきました。「憲法とは、専門家とは、平和とは」と題し、自身の体験を織り交ぜながら、弁護士として成長する過程のなかで、大切にしている事をいくつか紹介していただきました。感想では、「医師でなく法の専門家である弁護士から日本国憲法、優生保護法のはなしを聞けてよかった」「専門職である弁護士や医師は、相手に寄り添った行動や言葉かけが大切との話が印象に残った」など共感の声が多数寄せられました。
2日目は参加学生が発表者となる6つの分科会企画があり、「北方領土問題」「戦争・平和の課題」「東日本大震災・原発事故15年を振り返る」「ひとり親家庭-貧困問題」「解剖学と献体の歴史から考える医療倫理」など、参加者といっしょに現状や課題について深め合いました。どの分科会も大盛りあがりでした!
感想では、「1年生と6年生のディスカッションがあり、自分にはない視点を発見することができてよかった」「知的好奇心を制御する難しさを考えるよい機会となった」(医療倫理/分科会)などがありました。 戦後80年節目の年に平和について考えること、違いを認め乗り越え共に生きていく「共生」について考え、充実した交流ができた2日間となりました。

掲載日:2025年11月18日/更新日:2025年11月18日
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