奨学生合宿で平和について学ぶ (北海道民医連)
北海道民医連では、3月1~3日に広島県で奨学生合宿を開催し、6名の医学生が参加しました。
戦争の被害と加害の両面を学び、過去から現在・未来につながる課題として主体的にとらえることを意識しました。平和記念公園や資料館、毒ガスが製造されていた大久野島を巡り、ガイドの方から当時の貴重な資料や証言を聞くことができました。
また、被爆体験講話では語り部の方から原爆が投下された直後の悲惨な様子などをお聞きしました。亡くなっていく友人がいる中で自分だけが生き残り、周囲からは「どうしてうちの子が亡くなって、あなたが生き残っているの」と辛い言葉を投げかけられた経験などをお聞きしました。
参加学生からは「被害者・加害者の両方の立場で歴史を振り返ることができて良かった」「同じ考えをもつ仲間を増やすことの大切さを感じた」「奨学生同士で交流する場があり良かった」などの感想が寄せられました。
掲載日:2025年3月19日/更新日:2025年3月19日