高松平和病院_レジblog9_緩和ケア研修の報告
研修医は内科研修を終えて、8月は緩和ケア研修でした。
救う医療から看取りの医療へのシフトは医療の流れが違うので大変だったと思います。
医師研修委員会での振り返りでは、成長した点として「スピリチュアルペインや傾聴する意義を理解し、実践することができたこと、様々な疼痛コントロールの方法とそれぞれの利点を理解できたこと、緩和ケア病棟の役割を理解し、がん患者を緩和ケア科に繋げる重要性を理解できたこと」が挙げられました。
指導医からは「亡くなる患者さんや病状が進行・悪化していく患者さんを見ることは苦しい経験だったと思いますが、スピリチュアルケアや傾聴を学び、研修後半には患者さんに積極的に関わろうとする姿が見えました。疼痛、不眠、せん妄の薬物治療については経験症例が少ないため、今後臨床経験をしながら、学習を重ねるとより知識が深まると思います」とコメントがありました。
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研修担当:S
掲載日:2023年10月30日/更新日:2023年10月26日