九州・沖縄地協 初期研修医セカンドミーティングが開催されました
去る10/5(土)、九沖縄地協初期研修医セカンドミーティングが博多で開催され、入職1年目の医師23名が参加しました。
初めに、大分民医連所属で総合診療専門研修3年目の坂本聖香先生に「民医連での後期研修について」というテーマでご講演頂きました。
ご自身の初期研修時代の経験談から始まり、3年目以降にどの専門科に進むかを悩んだこと、専門研修の様子、市中病院と民医連の病院との違いややり甲斐、印象に残っている症例、今後の目標などをお話し頂きました。
続いて、九沖地協の研修委員長会議責任者で鹿児島民医連の中野治先生から、「後期研修を見すえて」というテーマでご講演頂きました。
初期研修~後期研修は、医師としての基礎を創る大事な時期であり、後期研修では専門領域に限らず医師としての全般的な力を身につけ、大きな目標を見すえて成長して頂きたい、と強調されていました。
また、日本の医師不足の実態や医学部定員削減の動き、少子高齢化問題、貧困と健康の関連など、医師と医療を取り巻く情勢についても触れて頂きました。
その後6つの班に分かれ、ファシリテーターの先生も加わって、講演の感想交流や半年間の初期研修の振り返りを行っています。
入職からの半年間で、成長を感じることや悩みなど、活発な意見交換が行われました。
企画終了後の懇親会では、美味しい食事を堪能しながら楽しく交流しました。
掲載日:2024年10月16日/更新日:2024年10月16日