【鹿児島生協病院】子どもをとりまく社会問題学習会を開催!
12月11日(水)に鹿児島生協病院小児科の川畑俊医師を招いて「児童虐待を考える学習会」を開催し、14名の医学生が参加しました。川畑医師は児童虐待の定義について、法律・統計を⽤いて科学的な視点で解説し課題を整理しました。また、医学的な視点からも臨床での所⾒や事例を紹介し、それらを踏まえて児童虐待にどう⽴ち向かっていくべきなのかを深める学習会となりました。
川畑医師は、「虐待の通告は、決して加害者の告発が目的ではなく、子どもとその家族全体を支援することが目標です」と強調。 さらに、「医療者も孤立せず、多方面と連携し 、様々な視点でアプローチすることが必要です」と語りました。「苦しみは『生きづらさ』の延長線上で発生します。私たち医療者は啓蒙活動を続けながら、専門家として社会に貢献する努力を続けなければなりません」と語る姿に、参加者たちも大いに刺激を受けた様子でした。
掲載日:2024年12月24日/更新日:2024年12月24日