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新専門医制度に関する整形外科領域の動向についての情報

新専門医制度の整形外科領域に関する動向についての情報です(整形外科学会と専門医機構とのやりとり)

専門医機構によるヒアリングの中で、これまで整形外科学会が出していた大学病院を必ずまわるという案は認められず、その替りに基幹病院研修を義務付けるということになりそう

この基幹病院のハードルはかなり高く、実質大学病院になりかねない

1)英文論文 年間30以上
2)手術件数 年間500以上
3)整形外科病床 30床以上
4)司書のいる図書館
5)専門医1度位上更新の専門医が5人以上
6)DPC1.2群

おそらく全国で200施設程度ではないかとの説明も整形外科勤務医会ではあったそうです

そのほか、カリキュラムには目標達成時期の設定が必要と指摘されたので、13項目中、説明能力や一般的読影能力など、個別分野以外は2年目、4年目などに時期設定することになるどろうとのこと

更新についても、2016年からは100例の診療実績報告(氏名、病名程度でよさそう:ただし十例程度はやや詳細な内容)、勤務実績証明、研修単位のうち医療安全と感染を含めることとなりそう とのことです

今後については、来年1月に再度ヒアリングが機構によっておこなわれ、さらに詳細が詰められるようです

掲載日:2014年12月16日/更新日:2014年12月16日

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