高松平和病院7月度CPCを開催しました。
5日前からの嘔吐・下痢・食欲不振を訴え、救急来院された88歳の患者さん。救急室で呼吸停止し、治療に反応せず、当日死亡された。
10年以上前に胃部分切除術がされており、吻合部肛門側の十二指腸に潰瘍・穿孔があり、これによる腹膜炎・敗血症性ショックで死亡した。
「吻合部潰瘍」による穿孔例はまれ(0.1%以下)であるが、内視鏡にて潰瘍をモニターすることが重要と考えられた。
(赤印が胃-十二指腸の吻合線)
次回は、9月14日(水)19:00~です。高松平和病院CPCは医学生さんの参加をお待ちしています!参加希望の方は、メールまたは電話にてご連絡ください! 高松平和病院 医局 医学生担当:中田まで Mail:heiwahp@gmail.com tel:087-833-8113(代)
掲載日:2016年7月29日/更新日:2016年7月29日