埼玉県では全国初の「埼玉県ケアラー支援条例」が２０２０年３月に制定され、ヤングケアラーについても明記されました。
２０２０年１２月以降、全国の中高生を対象に国が初めて行ったヤングケアラー実態調査では、およそ２０人に１人が大人が担うようなケアを行っていることが分かりました。
しかし、回答率が低いことから、どこまで正確にキャッチできているか分かりません。
ヤングケアラーという言葉の発祥地であるイギリスでは、１９９０年代から調査がはじまり、現在では法律にも明記されるなどヤングケアラー支援の充実に向けた取り組みを行っています。
日本でも注目され始めたヤングケアラー。これから医療を担うみなさんにぜひ理解してほしい社会問題です。
今回、ヤングケアラー研究の先駆者である濱島教授によるレクチャーとインタビューを実施しました。

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掲載日:2021年7月12日／更新日:2021年7月12日