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医学生向け情報誌Medi-Wing第81号電子版を公開しました。

 

2011年3月11日14時46分に東日本大震災が発生。そして福島第一原発事故が起こりました。その被害状況は数字や規模で表されますが、そこには”一人ひとりの命” ”一人ひとりの人生”が存在していました。

 

大切な人・ものを失った方々の心の傷は、時間が経過しても簡単に癒えるものではありません。被災地からの物理的・心理的距離が離れれば離れるほど、どうしても関心が薄れてしまう傾向にありますが、10年が経過した今でも被災地の復興は道半ばで、まだまだ多くの課題が残されたままです。

 

被災地の「復興」という言葉についても、言葉だけが独り歩きして、その地域に住む当事者たちの考えや想いが置き去りにされていないでしょうか。

 

今回の特集では甚大な「津波」の被害を受けた街の1つである岩手県大船渡市の地域住民と、福島県で起こった「原発事故」以前から長年地域医療に従事している医師と、それぞれ2か所で対談を行いました。

 

他の地域に暮らす医師や医学生の視点も交えながら、それぞれの立場からみた「10年間」を振り返ります。

 

 

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掲載日:2021年11月30日/更新日:2021年11月30日

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