2015年5月5日8:40-9:00に放送されたラジオNIKKEI「医学講座」で健和会病院小児科(長野)の和田浩医師が「子どもの貧困:私たち医療関係者にできることは?」と題してお話されました(放送日以降もwebで聴くことができます)。
5月5日は子どもの日。この日の放送が「子どもの貧困:私たち医療関係者にできることは?」というのも、プロデュースされた方の想いが伝わってくるような気がしますね(*^_^*)。
ラジオNIKKEI 企画 日本医師会
日医総研 日医総研ワーキングペーパーに「医学生のキャリア意識に関する調査」が報告されています。坂口一樹さんによる研究。
ホームページには、ペーパーの概要として以下の様なまとめが紹介されています。
医学生たちの診療科の選択を含めた現時点でのキャリア意識の実態把握を目的とし、 医学部医学科の学生を対象にアンケート調査を行った(n=1,309)。 医学部での学習と将来のキャリアについては、大部分の医学生が肯定的に捉えてい る。気になる点としては、医学部における授業・実習の内容へ満足している割合が 比較的低いことである。 自分自身の視野・世界が狭いと感じている医学生の割合は、全体の3分の2弱、ま た、医学・医療系以外の友人・知人との交流や医学・医療系以外の読書の機会をそ れなりに持っている医学生はともに約半数だった。視野・世界観の狭さを自覚して いる医学生は比較的多い。彼らの視野を広げる支援を行うことも、医学生教育にお ける課題のひとつとなろう。 診療科の選択について、「初めから決めている」と回答した医学生は全体の14.4%、 将来医師となる医学生の約85%超は、医学教育の過程(含、初期臨床研修制度)で、 自身が専門とする診療科を決めている。また、世間で深刻な不足が叫ばれている診 療科(産科や小児科、救急科、麻酔科、そして外科全般)を志望する医学生の割合 が、必ずしも比較的少数というわけではない。 将来、所属大学(の医局)で働くことを積極的に考えている医学生の割合は全体の 3分の1強にとどまり、消極的に考えている割合(47.0%)を大きく下回る。学位 (医学博士)の習得については、積極的な割合が37.8%、どちらとも決めかねてい る割合が32.6%、消極的な割合が28.4%と3分されている。また、将来の留学願望 は、積極的な回答の割合が5割を超えており、留学に消極的な回答の割合(23.8%) を大きく上回っている。 へき地・離島の医療に従事する意思について、「従事したい」と積極的な割合は 5.7%にとどまるが、「興味はある」(26.6%)、「期間限定で従事しても良い」 (34. 6%)を加えると、3分の2を超える(66.9%)医学生がへき地・離島での 医療従事に前向きである。
日医総研 日医総研ワーキングペーパー
No.337
医学生のキャリア意識に関する調査
坂口一樹
『社会と健康: 健康格差解消に向けた統合科学的アプローチ』(東京大学出版会、川上憲人さん、橋本英樹さん、近藤尚己さん編)は本日発売!
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大阪民医連が新しい奨学生募集ポスターを作成しました(ブラックジャックによろしくバージョンです)

東大の国際医学教育国際研究センターの大西弘高医師による『医学部での学習者評価はどうあるべきか~アウトカム基盤型教育の時代における新たな全体設計の提案~』が紹介されています。
これも留年や試験の不合格の基準などが明らかでない、恣意的な運用が行われているのではないかなどの問題で悩む医学生の皆さんのヒントになるかもしれません。

日本医学教育分野別評価基準日本版V1.20を日本医学教育学会のサイトで確認することができます(2014年4月公開)。
医学部における大量留年問題などが問題となる中、グローバルスタンダードの視点でそうした問題を考えるうえでの参考にもなります。ぜひ留年問題に疑問をもつ医学生のみなさんは関係箇所だけでもご一読を。
クリックすると日本医学教育学会のサイトの関連ページにとびます

全国医学部長病院長会議の定例記者会見資料(20150319)で、「医学生の学力低下問題について」と題するWG報告がされています。留年数などの調査もされています
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